即金83
コンビニでアルバイトをしているというマキちゃん。
正直なところ、一番楽そうでそれなりに稼げそうなのがコンビニかなと思って選んだらしい。
どこにでもある某有名チェーンのコンビニ。
接客時の声の大きさや言葉使いなどは少し厳しいものの、彼女が働く時間帯は納品なども少なくレジ業務と清掃しかやることがないようだ。
彼女のヨミは当たり、それなりに楽をしながらバイトをしている。
高校を卒業してバイトを始め早2年になるマキちゃんもそろそろ転職を考えているようだ。
しかし散々痛い目にあってきた高校時代の就職活動で希望がないのは目に見えており、もう一度同じことを繰り返すつもりはないらしい。
こんなご時世だからこそ、何か手に職を付けられる仕事がしたいと考えているようだ。
彼女は少し前からインターネットでチャットやSNS等のコミュニケーションサイトにハマっているらしい。
別にインドアな性格ではないが、お金がない時などは一切外には出ず自分の部屋に引きこもるらしい。
そうすれば自ずと余計な出費も減って節約できるようだ。
収入が不安定なフリーターというのはなかなか大変なものである。
そんな彼女とは今回、チャットでたまたま知り合い、メールでしばらくやり取りした後、オフで会うことになった。
最初から目的を提示して会えたら話は早いのだが、なかなかそう上手くはいかない。
遠回しに話を持ち掛け、彼女が少しでも疑わないよう慎重に話を進めた。
最終的に彼女がオーケーを出したのは、やはりギャランティーの話をしてからだった。
それはそうだ、誰だって安価なギャラで自分の身体を世に出回らせたくないだろう。
こちらもそれを重々承知の上で、相手が納得いく額を提示したりする。
ただ、こういったフリーターの娘たちがあまりに最近多いのではないだろうか。
余計なお世話だと分かっているつもりではあるが、彼女も含めて今後しっかりと手に職を付けて帰って行って頂きたい。
そう切に思いながら彼女を見送ったのだった。